― 難工事の先にある「学び」と「成長」 ―

【作業日誌】公共施設 ルームエアコン「室外機」設置工事(壁面架台)


本日は、公共施設にてルームエアコンの室外機設置工事を行いました。

公共施設の設備工事は、品質はもちろん、施工中の安全配慮・美観・周辺への配慮・ルール遵守まで、求められる基準が一段高い現場です。私たち株式会社菜花空調としても、日々の積み重ねがそのまま信頼に直結するため、ひとつひとつの工程を丁寧に進めました。


■ 本日の現場概要


今回の工事は、複数系統のルームエアコン更新に伴う室外機の新設設置です。

建物外壁の限られたスペースに、室外機を整然と配置する必要があり、「見た目の揃い」「メンテナンス性」「通風」「振動・騒音対策」「配管配線の納まり」など、現場での調整力が問われる内容でした。


室外機は壁面架台にて複数段で設置。縦配管(配管・電源・制御配線)の取り回しも含めて、将来の点検や更新がしやすいよう、ルートを揃えて施工しています。



■ 施工の流れ(本日の主な工程)


1)安全確認・作業エリア養生


公共施設では、第三者(施設利用者、職員、来庁者等)の動線が最優先です。

作業開始前に、危険範囲の明確化、転倒・落下防止、資材仮置き場所の整備を行い、必要箇所を養生。

「作業しやすさ」よりもまず「安全に事故を起こさない環境づくり」。ここは菜花空調が徹底している部分です。

2)架台の固定・レベル調整


室外機を複数台、段組みで設置する場合、架台の精度が仕上がりを左右します。

アンカー位置、下地状況、荷重のかかり方を確認しながら、水平・垂直をしっかり出して固定。

わずかなレベルのズレが、最終的な見栄えや振動、排水の流れにも影響するため、ここは時間をかけて丁寧に合わせ込みました。


また、公共施設では「外観の納まり」も評価対象になります。

遠目から見てもラインが通り、整然として見えるよう、架台・室外機の配置バランスも意識しています。


3)室外機の据付(安全第一で搬入・固定)


室外機は重量物です。

設置時は、落下・手挟み・無理な姿勢による災害が起きやすいポイント。

声掛け、合図、手順の統一を徹底し、確実に架台へ据付。ボルトの締結状況も、締付のムラが出ないよう確認しながら進めました。


「重たいからこそ、慌てない」

こうした当たり前の徹底が、結果として現場の安全と品質を守ります。


4)冷媒配管・ドレン・電源配線の取り回し


据付後は、配管・配線の納まりを整えながら接続作業へ。

複数台が並ぶ現場では、配管が交差したり、保温が乱れたりすると、見た目だけでなくトラブルの原因になります。


本日は特に、次の点を意識して施工しました。

• 配管ルートの整列(縦引き・横引きのラインを揃える)

• 将来の点検スペースを確保(バルブ・点検口周りの余裕)

• 保温材の継ぎ目処理を丁寧に(結露・劣化・剥がれ対策)

• 配線のまとめ方を統一(見た目とメンテ性の両立)

• 露出部の保護・固定(振動による擦れ、劣化防止)


公共施設では、運転開始後に「見えないところで問題が出る」ことが最も避けたいリスクです。

だからこそ、見える部分も見えない部分も、同じ品質基準で仕上げます。


5)真空引き・気密確認・試運転準備


配管接続後は、真空引き・気密確認など、基本動作へ向けた重要工程に入ります。

この工程を丁寧に行うことで、冷媒系統のトラブル(能力不足、異音、故障、再訪問)を未然に防ぎ、結果としてお客様の安心につながります。


■ 公共施設工事ならではの意識


公共施設の工事は「完成すればOK」ではありません。

施工中の配慮、書類や報告、関係者へのコミュニケーション、そして最終的な仕上がりまで、すべてが評価対象になります。


本日も、作業音・作業時間の配慮、通路の清掃、工具や材料の管理をこまめに実施。

現場をきれいに保つことは、職人としての誇りでもあり、事故防止にも直結します。



■ 今日の学び・現場の面白さ


室外機の設置は、一見すると「架台に置いて固定するだけ」に見えるかもしれません。

しかし実際は、施工精度・美観・メンテ性・安全性・通風・振動対策まで含め、現場で考えながら最適解を作る仕事です。


特に、台数が増えるほど難易度は上がり、段取りや納まりの工夫が必要になります。

こうした現場を経験できることは、設備工事として大きな成長につながります。



■ 求職者の方へ(菜花空調の現場)


株式会社菜花空調では、ただ“作業をこなす”のではなく、

「お客様が安心して使い続けられる設備」をつくることを大切にしています。

• 現場で必要な安全意識

• 施工精度を支える基本動作

• 見た目の納まりを整えるセンス

• チームで動く段取りとコミュニケーション


これらは、現場を重ねるほど身につき、職人としての価値になります。

公共施設のように基準が高い現場は、学びの宝庫です。


一緒に、誇りを持てる仕事を積み上げていきたい方。

現場で手を動かしながら、技術を本気で身につけたい方。

ぜひ、株式会社菜花空調で一緒に働きましょう。